1. はじめに
仏具は決して投げたり、畳や床の上にじかにおきません。丁寧にあつかいましょう。一人一人が、かならず持つようにしましょう。
2. 聖典(せいてん)
お経は、お釈迦さまの説かれたみ教えをインドの文字で書き残したものです。それが中国に伝わり漢字に訳され、日本に伝わりました。このお経や親鸞さまがお書きになったものなどをまとめたものが「聖典(せいてん)」です。聖典をひらく前と閉じた後には、聖典をいただきます。聖典の下がおおむね目線の高さになるぐらいまで、静かにもちあげましょう。
3. 念珠(ねんじゅ)
合掌の時は両手にかけて、ふさを下にたらし、親指でかるくおさえます。合掌しないときは、左手にもちます。
4. 門徒式章(もんとしきしょう)
仏事に際しては、僧侶も門徒も服装をととのえます。門徒の方は、念珠とともに門徒式章を着用しましょう。